先日はとんだお目汚しをm(_ _)m
今から27年前のことなので、すでに時効が成立している、ある違法行為の告白である。
高校3年になり、部活を引退してから、それまでしばらく止めていた
たばこをまた吸うようになった。
そんな高校3年生の丁度今ぐらいの時期に、
高校時代の親友であり、元部長のH君と二人で、陸上自衛隊中央音楽隊の演奏会へ行ったときのことである。
当時の隊長さんが祖父の教え子であったことと、自身が吹奏楽をやっていたこととも相まって、小学生の時から殆ど毎回、演奏会へ行っていた。
高校時代も、1年の時から毎回二人で行ったものである
会場は日比谷公園にある日比谷公会堂。
いつも新橋駅前の「SL広場」で待ち合わせ、日比谷通りを歩いて行ったものだ。
(「SL広場」は、その当時には「汽車ポッポ広場」という名であったような?)
そして帰りは、有楽町で夕食がてら一杯やって帰るというのが、いつものパターンであった。
(タバコは止めていたが、酒は止めてはいなかった)
当時の我々は、制服を着ていないときには、まず高校生と思われない風貌であった。
平たく言えば、老け顔!
その年は丁度桜田門(警察庁・警視庁合同庁舎)の立て替え工事の最中であった。
そのため、警視庁か警察庁かは忘れたが、日比谷通りの沿いのビルに間借りしていたのである。
警察署と言えば、必ず入り口の所に門番のように警官が立っている。
本庁であるから、もちろんそこにも立っていた。
ただ普通であれば、駐車場の奥に庁舎があり、その入り口に立っているのだが、前述の通り歩道脇のビルである。
従って、歩道との境に門番が立っていた。
仮庁舎のかなり手前で我々はその門番に気付いていた。
そして、桜田門が工事中であることを思い出し、何れかの仮庁舎であることも、想像ついていたのである。
そして、H君曰く。
「おどり、あの警官に火を借りてタバコを吸ったら、今晩は何でも奢ってやるよ。」と。
そして賭は成立。
私は数メートル手前でおもむろにタバコをくわえ、ポケットを探す芝居をはじめた。
そして、その警官の前で立ち止まり、ほほえみかけてひと言。
「あの〜、申し訳ありませんが、火をお持ちでしたらお借りできませんでしょうか?」
すると一人の警官が、「本官のでよろしければ!」と、火のついたライターを差し出してくれたのである。
もちろん、風を遮るために手を添えて。
私は、その火でくわえていたタバコに火を付け、その警官に礼を言った。
そしてその警官は「どういたしまして!」と、ご丁寧に敬礼付きで返礼してくれたのである。
そして何事もなかったように、我々はその場をあとにした。
しばらくして、日比谷公園へと入り、警官達の視界を外れたのを確認すると同時に、二人して大爆笑。
それまでの数分、笑いをこらえ続けていたので、腹の痛かったこと!
「警察庁(警視庁?)の警官に、火を借りてタバコを吸った
未成年なんて、おそらく後にも先にもおどり一人だろうな!おまけに敬礼付きで!」
そしてその晩、勝利の美酒に酔いしれたのは言うまでもない。
青春時代の良き(おバカな)
想い出である。
あの時のお巡りさん、ごめんなさい!